桜上水 じい散歩
それでも世田谷。今度こそは!の駅前妄想再開発

 京王線桜上水駅。急行も停まるこの駅は、一日の平均降者数37,000人
 (関東交通広告協議会資料)の中規模駅。
 マンモス校の日大文理学部のキャンパスに日大付属高校、松沢中学も近く
 本来なら学生中心の学生街、個性的な店舗開発に溢れているはずだった。
 ところが、現実は違った。

そして日大生は去った。
なぜ桜上水を見捨てたのか。

 日大生と話した。立地的に一番近い桜上水で降りて、帰りは隣の下高井戸駅から乗車する。
 飲みも買い物もすべて下高井戸。

 桜上水はエキナカに飲食店がなく、降りてもガストくらいしかなく、
 コンビニは北には甲州街道まで出ないとない。

京王線桜上水駅北口風景

やたら周辺に駐輪場が多い。ガストだけがぽつんとある。 向かいは大きなパチンコ店の騒音と壊れたネオンの電気の弾ける音。




だだっぴろい住宅展示場跡地。約20年間、恵まれたこの立地に 大手住宅メーカーのモデルハウスが群をなし、一つの街を 作っていた。




駅周辺はいろいろ事情があって、北と南で様相が違う。 ブックオフがなくなってジムになった。複々線の線路は 開かずの踏切が始終鳴っている。


南は日大へつながる道。明るさと店舗が広がるが、都営団地の 再開発でまたも大規模マンション群。住宅地が広がっている。

北は片側3車線の甲州街道につながる道。水道道路になって道は できても、甲州街道に出る膨大な車両のためにおちおちじいたちは 散歩できない。ワンズを抱えて小走り状態。



急行停車の桜上水駅。どうしてこんなにさびしいのか。 周辺にある松沢小学校→松沢中学校と、じいたちが生活してきた その周辺を歩きながら、その謎をさぐって考えてみたい

歴史と開発へ

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